インフルエンザの検査は感染から12時間経ってから

咳や頭痛、倦怠感があって、なんだか熱っぽい。周りで咳を頻繁にしている人が居たから、もしかするとインフルエンザに感染したのかもしれない、という時には、すぐに病院に行って検査を行いましょう。普通の風邪に比べて高熱が出やすく重症化しやすいインフルエンザは、肺炎や神経合併症などの重い症状を引き起こすこともあります。早期に感染を確定して治療を始めることで症状の重症化を抑えることが可能になるのです。
インフルエンザに感染したかどうかの検査は、病院で簡単に行うことが可能です。検査用のキットを使うことで15分ほどで調べることができるのですが、このキットでインフルエンザに感染したかどうかを調べるためには感染から12時間以上経っていなければなりません。感染から12時間以内の場合には体内のインフルエンザの数がまだ多くないため、検査キットで正しく判断をすることが難しいためです。6時間以内では、検出率が60~70%、7時間以上8時間未満の場合では80~90%というデータもあるため、本当はインフルエンザウイルスに感染していても、12時間以内に検査をした場合には検査結果が陰性と出る可能性もあります。
しかし、インフルエンザの治療薬は48時間以内に飲むことで高熱が出る期間を1日以上短縮できると言われているため、インフルエンザウイルスに感染してから12時間以上48時間未満での検査と服薬を行うことが重要となってきます。通常、潜伏期間は1日~2日と言われているため、症状が出てから時間を空けてしまうと48時間以上経過してしまっている可能性もあります。少しでもおかしいな、と思ったら、症状が出てすぐにでも病院へ行き、検査を行った方が良いでしょう。